現在上野の国立科学博物館で開催されている、「特別展『1970年大阪万博の軌跡』2009 in 東京」に行ってきた。
数年前に「クローズアップ現代」で映像を見て以来、心を奪われていた、サンヨーの「人間洗濯機」の実物が展示されている。という話を聞いたためである。
人間洗濯機とはこんな感じ。
無駄である、と言い切る事すら野暮になってしまう過剰なゴージャス感。
ある種の機能美を兼ね備えた、レトロフューチャー感あふれる絵面。
未来を語るガジェットとして、これほどふさわしいものがかつてあっただろうか。
「その実物が見られる」
そんなワクテカ感を胸に抱きながら、展示会場を回っていた自分の前に、ついに人間洗濯機が現れた。
比較するものが写っていないため解りづらいかもしれないが、意外に小さい。
近くで観ると微妙に年季が入っている感じがわかって、なんか良い。
座る部分。
背中に当たるローラーがガチで固定されていて、背骨の一部分しかマッサージされないように見えるのは多分気のせい。
つり下げられているモヤットボール状のものは、超音波で対流し、マッサージ効果をもたらすものらしい。
左右対称に配置された(おそらく)給水パイプが美しい。
超音波を発生させるジャグジー的な穴が整然と並ぶ様にエレクト。
足側のジャグジー的な穴が整然と並ぶ様に硬度150%UP。
燦然と輝く「SANYO」のロゴ。
人間洗濯機の説明書きは今見ても斬新な内容であった。
ここまでで、既に十分堪能した気分になったのだが、人間洗濯機にはさらに興味深い続きがあった。
大阪万博の際に提示されたこの機械は現在、介護の補助のための装置として実用化されているとの事だった。
一見無駄に思えるようなこのコンセプトが、今、介護に繋がっている。
未来を見据えたアイディアが、社会を切り開いていく。
そういった事を改めて感じられただけでも行ってよかったと思った。
現在実用化されている人間洗濯機
高機能収納式介護浴槽「hirb」
「hirb」の体験記
取材先でひとっ風呂浴びる
かなり詳しい人間洗濯機の情報のページ
http://osaka.cool.ne.jp/banpaku1970/sanyo8familyusbath.htm


0 コメント:
コメントを投稿